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Shopify(ショッピファイ)サイト制作価格│失敗しない業者選びと費用

Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト制作を外注で考えているけど、制作業者も多く価格もそれぞれでどの業者へ依頼をすればいいのか、選定や比較に時間がかかってしまう方が多いようです。

だからといって、安易に価格や納期だけで制作会社を決めて、後から失敗した、別の業者にしてばおけばよかったという事態になっては意味がありません。

昨今、製造業者がネットショップ・ECサイトを開設して直接消費者へ販売をおこなう(D2Cモデル)業者が急激に増加したことにより、ネットショップ・ECサイトの制作会社も同様に増加傾向にあり、価格の設定も幅広く比較・選定が複雑になってきています。

・ネットショップ・ECサイトの市場規模の推移

EC市場規模の推移
出典:「経済産業省」

2010年からインターネットの普及により、ネットショップ・ECサイトの市場規模は年々拡大し、スマートフォンの普及で急激に加速、この10年間で約2.5倍の市場規模となりました。
また、2020年4月からの新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令によってネットショップ・ECサイト市場は現在でも成長し続けています。
これらの原因により、ネットショップ・ECサイトの制作会社も増加し、現在では国内で1万社近くあると言われています。

今回は、数多くあるネットショップ・ECサイト制作業者からShopify(ショッピファイ)で制作する際に失敗しない業者比較と選定、費用確認について、Shopify(ショッピファイ)の特徴やメリット・デメリットとあわせて解説していきます。

ShopifyのECサイト構築価格は?外注の業者選びをスムーズにする

1.Shopify(ショッピファイ)の特徴

Shopify(ショッピファイ)の特徴

ネットショップ・ECサイト制作をShopify(ショッピファイ)でおこなう企業が増加しています。
Shopifyは2006年にカナダで創業、中小規模の事業者を対象にした独自のECサイト構築サービスで、日本国内では2017年に日本法人が設立され本格的に参入しています。
まずはこのShopify(ショッピファイ)のメリット・デメリットについて紹介していきます。

Shopifyの特徴:メリット

・デザイン性
Shopify(ショッピファイ)の特徴として一番に挙がるのが、デザインのカスタマイズ性です。
Shopify(ショッピファイ)ではプロによる多彩なデザインが無料・有料テーマで利用でき、無料だけでも数十のテーマがあるので、商品イメージに合ったテーマを選択して簡単に設定できます。
また、設定したテーマが思ったイメージではなかった場合であっても簡単に変更できるといった柔軟性が特徴です。

・拡張性の高さ
Shopify(ショッピファイ)の特徴の最大のウリともいえる、拡張性の高さ。
これはネットショップ・ECサイトの機能をアプリで追加できるということです。
例えば、領収書の発行や、海外発送、在庫管理システムなどのアプリをインストールすれば、それぞれが可能になります。

アプリは無料から有料のものまで幅広く展開されており、このアプリを世界中のサードパーティ(Shopify公式のアプリ開発をおこなう会社)が日々開発しているので、常にアプリは進化、追加されています。
また、Shopify(ショッピファイ)公式のアプリであり、アプリのインストール前にも各アプリを利用した人のレビューが確認できるので安心して利用することができます。

・豊富な販売チャンネルがある
Shopify(ショッピファイ)ではSNSなど様々な販売チャンネルと連携しているという点も特徴の一つです。
FacebookやInstagram、Pinterestなど、利用者の多いSNSを活用して販売することで、幅広い層に向けてアプローチ・販売することができます。

・市場を簡単に広げられる
Shopify(ショッピファイ)では20ヶ国の言語に対応、また17の通貨に対応しており、海外に向けての販売を容易におこなうことができます。
上記で紹介したアプリで海外発送ができるアプリを導入すれば市場を国内だけなく海外へ広げる事ができるので、国別でどの商品がどれだけ売れているかなどの分析によっては商品製造の改善にもなります。

このようにShopify(ショッピファイ)では多くのメリットがあり、これらがshopify(ショッピファイ)でネットショップ・ECサイト制作をおこなう企業が増えている理由と考えられます。
これだけのメリットにも関わらずデメリットはあるのでしょうか?

次にshopifyのデメリットについて紹介していきます。

Shopifyの特徴:デメリット

・日本語に未対応なコンテンツがある
shopify(ショッピファイ)はカナダの企業ですので、アップデートなどによる新機能や変更点がすぐに日本語で対応されないというデメリットがあります。
また、アプリの説明などに関しては日本語が対応のものもありますが、まだまだ英語のみのアプリも多くあります。

・便利な分一定の知識が必要となってくる
Shopify(ショッピファイ)のメリットにて拡張性が高くアプリが豊富にあると紹介しましたが、これらを使いこなすためにはそれなりの専門知識やアプリの説明を理解する英語力も必要になってきます。
自社で全てを制作したは良いけど、思った機能をどのアプリでどう追加したらいいか解らない、サポート対応も直ぐに返答があるわけではないので、時間がかかる…
などといったデメリットも挙げられます。

それでもShopify(ショッピファイ)でネットショップ・ECサイトを制作するメリットは企業にとっておおいにあるので、外注で制作するといったケースが多くなっています。
次に、Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト制作を外注で依頼する際に選ぶべきポイントを解説していきます。

2.Shopifyの制作を外注する際に選ぶポイント

Shopifyの制作を外注する際に選ぶポイント

・制作会社の信頼性
大前提ではありますが、Shopify(ショッピファイ)制作業務をおこなっている業者が信頼できるところなのかを、ポータルサイトや評判で確認することが大事です。
必要に応じて問い合わせなどをおこなうのも良いでしょう。

・どこまでの業務をおこなってくれるか
Shopify(ショッピファイ)の特徴でもご紹介しましたが、Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト構築はそれなりの専門知識や英語力がなければ理想的な運営をおこなうには難しい場合があります。
Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイトを構築するまでを業務としておこない、以降ノータッチの業者から、売れるネットショップ・ECサイトのために、Shopify(ショッピファイ)の構築後に運営コンサルティングまでをおこなってくれる業者まで様々です。

自社でどこまでおこなうかを事前に明確にする必要がありますが、初めてのネットショップ・ECサイト構築の場合はサイト構築だけでなく、サイト分析やサイト改善、SEO対策など運営コンサルティングもあわせておこなってくれる業者を選ぶことをお勧めします。

ネットショップ・ECサイトは構築すれば顧客が続々とやってくるものではなく、集客のため、売上をあげるために専門的なマーケティングが必要であることを認識しておきましょう。

・適正価格であるか
価格に関しては上述したようにネットショップ・ECサイトの構築までなのか、構築後の運営コンサルティングまでおこなってくれるかなど様々ですので、その分価格も多くのパターンがあります。

Shopifyに限らずネットショップ・ECサイトの外注制作は、同じようなサービスでも費用に開きがみられます。
Shopify構築までの相場、Shopify(ショッピファイ)構築に加えてコンサルティングなど運営サポートまでおこなってくれる場合の相場を把握し、外注する業者の価格は適正であるかの見極めは大事なポイントとなります。

それでは次にShopify(ショッピファイ)でネットショップ・ECサイトを外注制作した場合の相場について解説していきます。

3.Shopify(ショッピファイ)制作の外注相場価格は?

Shopifyでネットショップ・ECサイトを制作するにあたって、外注で制作をおこなった場合の相場についてです。
ここではShopify(ショッピファイ)構築までの相場と、Shopify(ショッピファイ)構築+運営コンサルティングの相場の2パターンを解説していきます。

①Shopify(ショッピファイ)構築の相場

Shopifyでネットショップ・ECサイトを外注制作する際、構築のみの場合、50万円~100万円ほどで、単純に相場としてみると75万円となります。

この場合の外注でおこなってくれる一般的な内容は

・アカウント所得(Shopifyのアカウント)
・ドメイン設定(完全独自ドメイン)
・公式shopifyテーマを用いたサイトのデザイン
・商品登録(販売商品の登録)
・決済設定(銀行振込やクレジットカードなどオンライン決済)
・送料設定(各地域ごとの送料設定)
・カゴ落ち設定(顧客が商品をカートに入れてから離脱したあとの修復設定)
・Shopify(ショッピファイ)ストアオープンまでの導入支援
・アプリ導入

以上のような内容をおこなってくれます。
この内容で費用に50万円の開きがみられるのは、Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト構築がフルカスタマイズであったり、製作期間が短い、デザインを有料テーマを採用する以外に要素がないように思えますが、業者のShopify構築実績などがあるのかもしれません。

とはいえ、Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイトの一般的な構築だけに100万円を費やすのはあまり現実的ではないので、安心できる業者であれば大きな違いはないと考えて良いでしょう。

②Shopify(ショッピファイ)構築+運営コンサルティングの相場

一方、Shopify(ショッピファイ)構築に運営コンサルティングを追加した場合、300万円から1000万円ほどとなっており、価格相場にかなりの開きがあります。

基本的にShopify(ショッピファイ)構築に関する内容に大きな違いはありません。

・公式テーマデザインを利用したデザイン
・アカウント取得
・ドメイン設定
・メール設定(顧客メールや注文通知メール)
・公式shopifyテーマを用いたサイトのデザイン
・商品登録(販売商品の登録)
・決済設定(銀行振込やクレジットカードなどオンライン決済)
・送料設定(各地域ごとの送料設定)
・カゴ落ち設定(顧客が商品をカートに入れてから離脱したあとの修復設定)
・Shopifyストアオープンまでの導入支援
・アプリ導入
・運営コンサルティング
・公式テーマデザインカスタマイズ・コーディング

構築だけの内容に加えて、運営コンサルティングをおこなってもらい、有料デザイン・オリジナルデザインなどのカスタマイズ性が高くなります。
費用相場に開きがみられるのは運営コンサルティングの内容の違いによるものがほとんどです。

サイト分析やサイト改善、SEO対策などに加え、SNS運用やLP作成、集客の支援、アンバサダーマーケティング、広告運用など様々なコンサルティングがあり、それにかかる費用も様々です。
また、マーケティングに必要なShopify(ショッピファイ)の有料アプリを追加したりなど、カスタマイズも多くおこなうこともあるので、これらが価格の開きを生んでいます。

自社にとって無駄のない本当に必要なサービスを選定し、Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト構築を依頼するようにしましょう。

また、Shopify(ショッピファイ)にはプランがあり、ベーシック・スタンダード・プレミアムがあります。
それぞれサービス内容と月額費用が異なるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

業者によってはコンサルティングにShopify(ショッピファイ)の月額利用料が含まれている場合と、別途支払いが必要な場合があるので注意が必要です。

・Shopify(ショッピファイ)のプランとサービス内容一覧

Shopify(ショッピファイ)のプランとサービス内容一覧
出典:「Shopify Japan 株式会社」

4.Shopify(ショッピファイ) × IT導入補助金でコンサルティングまでを低コスト外注

今回Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト制作を外注でおこなう際に失敗しない業者選びと費用確認のための解説をおこないましたが、如何だったでしょうか?
Shopify(ショッピファイ)構築だけを外注する業者、構築後の運営コンサルティングもおこなう業者があり、それぞれ費用はバラバラです。

初めてネットショップ・ECサイトを制作する場合は後者の業者へ依頼する事がお勧めですが、その際の運営コンサルティングの内容を事前に確認し、見積もりをおこなってもらうことが大事です。

また、Shopify(ショッピファイ)構築+運営サポートを外注でおこないたいけど、費用の面で悩んでいるなどといった場合は是非弊社までお問い合わせください。
ECサイト製作ネット
弊社はIT導入支援事業者として、そしてITツールも登録済みで、Shopify × IT導入補助金を使ったプランをご用意しております

IT導入補助金を使えば、実質133,000円からShopify(ショッピファイ)構築とGoogle Analytics設置のもと、実運用コンサル提案をおこない、売れるネットショップ・ECサイトをお客様と共に制作する支援をおこなっております。
詳しくはECサイト制作ネットより詳細をご確認いただけますので、是非御覧ください。

どんな些細な事でも何か気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。