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決済システムstripe(ストライプ)とは?5大メリット&デメリット!

ネットショップ (ECサイト)で欠かせないのが決済システムです。
お金のやりとりはECの肝となる部分といっても過言ではありません。
信頼と実績がある決済システムはもちろん、使い勝手がよいものを選ぶ必要があります。

そこで今、世界で話題となっているのが米国生まれの stripe (ストライプ)です。

本記事では、 stripe の何がそんなに良いの?と気になる方、これからネットショップ(ECサイト)を始める方に向けて、 stripe の5大メリットと、注意すべきことやデメリットを紹介します。

これから決済システムの導入を検討されている方は必読です!

stripe (ストライプ)とは?

stripe ロゴ

stripe(ストライプ)は、本社がアメリカのサンフランシスコで、世界120ヶ国以上、数百万にもおよぶ企業に導入されている大手決済代行サービス企業です。

日本では2016年からサービスの開始が始まったため、まだそこまで認知度が高くありません。

ですが、AmazonやGoogle、Uberといった誰もが知る大企業でも導入されている実績があり、世界で知られる業界の大手企業です。

導入企業の一部は以下の通りです。

 

stripe 導入企業

引用元:Stripe公式サイト

 

そもそも決済代行サービスとは?

決済代行サービスといっても、ピンとこない方もいるかもしれません。
簡単にいうと、顧客とのお金のやりとりを代わりにやってくれる会社です。

stripeのアカウントを作成し、そこで売り上げの入金を確認したり、返金したりすることができます。

代行してくれている代わりに手数料が発生するビジネスモデルです。

ではなぜstripeの利用が注目されているのか、5つのメリットをご紹介します。

 

stripe (ストライプ)の5大メリット

stripe (ストライプ)5つのメリット

メリット1.最短1日で利用開始できる

通常、一般的な決済代行サービスの場合、アカウントを作る時に審査期間が設けられていることが多く、利用を開始するまでに時間がかかります。一方、stripeは他社で行われる審査が設けられていないため、会社の登記番号や責任者の身分証、電話番号、銀行口座情報など、基本的な情報だけ入力していけば短時間で利用を開始することができます。これにより、スピーディーに決済システムを導入することができます。

 

メリット2.シンプルな手数料設定で隠れたコストが発生しない

実はstripeの手数料は一律3.6%で、特段他社サービスと比較しても圧倒的に安いわけではありません。しかしながら、stripeは導入における初期費用がかからず、支払い方法やカード会社によって手数料が変動しないという特徴があります。
また、取引明細書や払い戻しなど隠れた手数料も一切発生しないため、結果的にランニングコストを抑えることができます。

 

メリット3.決済画面がstripeの画面には遷移しない

決済サービスのstripeで最も魅力的なところは、決済をしてもstripeの画面には遷移しないことが挙げられます。ネットショッピングでお買い物をしたユーザーからすると、全てそのネットショップ(ECサイト)で決済が完結しているように見えます。

 

メリット4.管理画面(ダッシュボード)が使いやすい

支払い履歴の検索や返金作業などの全ての対応をstripeのダッシュボード上から行うことができます。
決済に関する管理業務の負担が格段と軽減できます。
また、iOSとAndroidの両方に対応したモバイルアプリもあるため、決済に関する情報の通知もすぐに受信して確認ができます。

セキュリティもしっかり対応していますので安心して利用できます。

 

メリット5.グローバル規模

stripe は国境による制限を排除した決済サービスです。サポートさされている通過と支払い方法は135種類以上、現地アクワイアリング(クレジットの加盟店契約)が可能な国は35カ国以上にも上ります。

通常、海外事業を展開しようとしたとき、法人の設立や法人口座開設など面倒な手続きが必要になることもあります。
しかしstripeの決済サービスは、130種類以上の通貨に対応しているため現地の各種手続きによる業務を省くことができます。
また、欧州では不正使用の取り締まり強化の面より顧客認証 (SCA) が義務付けられています。
stripeではSCA対応の決済機能を開発しているため、stripeを利用しておけば欧州の基準を満たすことができます。
海外進出を予定されている企業にとっては大きなメリットです。

 

stripe の注意点&デメリット

Stripe (ストライプ)2つのデメリット

デメリット1.APIドキュメントが全て英語である

stripeの事業所は日本にあるため、日本語によるサポートを受けることができますが、組み込みを行う際のAPIドキュメントはすべて英語表記となります。
そのため、英語が苦手な開発者であれば抵抗感が生まれるかもしれません。
あらかじめ開発者にstripeのAPIドキュメントで対応可能か確認しましょう。

 

デメリット2.返金時に元の決済手数料の返金はなし

顧客へ返金を行うとき、返金手数料はかかりません。ですが元の決済手数料の返金はありません。

返金が多い商材を扱う場合は注意が必要です。

 

デメリットよりも圧倒的にメリットの方が勝る stripe !

stripeは現在も著しく進化しているサービスです。機能の追加やアップデートが頻繁に行われます。
ご利用のネットショップ(ECサイト)に組み込む際、それらのアップデート作業が発生した際に柔軟に対応できる業者を選ぶと良いでしょう。
使い勝手が良い機能でコストも抑えられるstripeはあなたのビジネスを加速させることでしょう!

 

本記事で紹介したサービスのリンクはこちら

stripe