Googleマイビジネス(GMB)│インサイト機能の使い方と活用方法
Googleマイビジネス(GMB)にはインサイト機能といって、自社のGoogleマイビジネス(GMB)が表示された回数やサイトへ訪れた回数や、どんなワードで検索して訪れたかなど様々なデータを確認することができます。
しかし実際にこのインサイト機能をどう活用していいのかわからない、といった声もしばしば聞きます。
そこで今回はGoogleマイビジネス(GMB)のインサイト機能の使い方や活用方法をご紹介していきます。
もくじ
Googleマイビジネス(GMB)のインサイト機能の使い方
Googleマイビジネス(GMB)のインサイト機能で分析できる項目
Googleマイビジネス(GMB)のインサイト機能では以下8項目の情報を確認することができます。
1・自社のビジネス表示につながった検索ワード
2・ユーザーが検索した方法(直接・間接ワード)
3・ユーザーが自社ビジネスを見つけたGoogleサービス(Google検索・Googleマップ検索)
4・ユーザーの反応
5・ルートのリクエスト
6・ユーザーが電話をかけた回数とタイミング
7・写真の閲覧回数
8・写真の登録枚数
他・業種によっては店舗・施設の時間別混雑具合
それぞれの使い方と活用方法を解説していきます。
インサイト機能の使い方と活用方法
※今回解説するインサイトのデサインは今後新しいデザインになると記載されています。
インサイトを見る方法
インサイト機能はGoogleマイビジネス(GMB)のトップページのメニューで【インサイト】をクリックします。
1・自社のビジネス表示につながった検索ワードを分析
このセクションではユーザーが自社のGoogleマイビジネス(GMB)を表示するに至った検索ワードを確認することができます。
【新しいプロフィールのパフォーマンスを確認する】をクリックします。
以下画像のように自社ビジネスを表示するきっかけになった検索ワードと表示回数が確認できます。
この情報を活用することで、ユーザーがどんなワードで検索しているのか、何を求めているのかが見えてきます。
また、MEO(マップ検索最適化)対策に活用することもできます。
2・ユーザーが検索した方法(直接・間接ワード)を分析
ここではユーザーが商品・サービス名、住所、電話番号などを直接検索したのか、それとも商品・サービス名はワードに入れていなくても、商品・サービスと関連するワードを間接的に検索したのか、そして店舗などで取り扱っているブランド名を検索したのかをパーセンテージと件数で確認することができます。
この情報で自社ビジネスがどれくらい表示されているのかが確認でき、ユーザーがどんな検索方法で自社ビジネスをみているのかを知ることができます。
狙ったキーワードが自社ビジネスで反映されていない場合などは改善する必要があると判断できるようになります。
3・ユーザーが自社ビジネスを見つけたGoogleサービスの分析
ここではユーザーがGoogle検索・Googleマップ検索をおこない、自社ビジネスが表示された回数をそれぞれ確認することができます。
それぞれの表示回数がグラフとともに表示されるので、マップ検索での表示が少ない場合は地域名を自社ビジネスで強化するなど対策が見えてきます。
4・ユーザーの反応を分析
ここでは実際に自社ビジネスを訪れたユーザーがどんな行動をしたかを確認することができます。
以下画像のようにウェブサイトへアクセスした回数、ルート検索をした回数、電話をかけた回数、全てのアクション合計数が赤枠の箇所に表示されます。
この情報を知ることで、表示された回数から何割がサイトに訪れるのかなどそれぞれの確率を洗い出すことができます。
また、ユーザーのアクションが少ない場合は自社ビジネネスのページを改善するなど対策が必要と判断できるようになります。
基本情報(住所・電話番号)の記載がきちんとされているかは事前に確認して検索結果でどのように見えるか検証しておきましょう。
5・ルートのリクエストを分析
ここではユーザーがどのエリアから自社微イネスを検索したのかを確認することができます。
以下の画像のように検索がおこなわれたエリアは紫色になります。
※データは1週間、1ヶ月、4半期で検索できます。
この情報を確認することで、どのエリアに自社のサービスがより多く認知されているのかを知ることができます。
広告をおこなう際にもこの情報でエリアを絞ることができます。
6・ユーザーが電話をかけた回数とタイミングの分析
ここではユーザーが実際に電話をかけてきた回数、そしてその曜日を確認することができます。
このデータも1週間、1ヶ月、4半期でそれぞれ検索が可能です。
この情報で何曜日に電話の件数が多いかを知ることができます。
また、件数によって電話対応の担当者の増減をおこない、効率的な人員の配置をすることもできるようになります。
7・写真の閲覧回数の分析
ここでは自社ビジネスで投稿した写真が何回閲覧されたかを1週間、1ヶ月、4半期確認することができます。
また、同業他社の平均も確認、比較することができます。
この情報で自社ビジネスの商品・サービスの写真がどれくらい閲覧されているのか、ユーザーがどれくらい関心があるのかを知ることができます。
写真の閲覧回数が少ない場合は写真を多く投稿したり、写真の撮り方を変えるなど工夫してみると良いでしょう。
8・写真の登録枚数の分析
ここでは写真の登録枚数を確認することができます。
また、顧客が投稿した写真と自社ビジネスのオーナーが投稿した写真かの内訳もわかります。
その他同業他社の写真の枚数の状況も知ることができます。
この情報で自社ビジネスの写真が少ない場合はもっと積極的に写真を投稿したり、顧客にお願いするなどして写真を増やす策が必要と判断できます。
写真は直感的に認知されるので、表示されるだけでユーザーに訴求することができ、店舗・施設の写真を豊富にすることでユーザーは雰囲気やサービス内容を想像しやすくなり来店が期待できます。
店舗・施設の時間別混雑具合
ここでは店舗・施設の混雑する時間帯を曜日ごとに確認することができます。
※Googleマイビジネス(GMB)に登録した業種内容によってはこのインサイトは表示されません。
また、集計をどのようにおこなっているのか明らかになっていないので、目安で考えると良いでしょう。
この情報を確認することで、何曜日の何時に混雑するかを予想することができます。
また、この情報は検索したユーザーにも共有されるので、昨今の新型コロナウイルス蔓延防止の対策にも活用できます。
Googleマイビジネス(GMB)のインサイトを活用して分析・改善する
今回はGoogleマイビジネス(GMB)のインサイト機能についての使い方・見方と活用方法をご紹介しました。
インサイトは確認するだけでなく、そこから自社ビジネスの改善点をみつけて対策を打つことが重要です。
Googleマイビジネス(GMB)は最新情報を発信してから反映されるまで時間がかからずすぐにユーザー側へ表示されるので、改善が必要なポイントがあれば迅速に対応し、数字が伸びるように定期的に確認するようにしましょう。
ECサイト制作ネットでは、その他Googleマイビジネス(GMB)に関する情報を発信していますので、是非ご覧いただきご活用いただければと存じます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。