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Google merchant center(マーチャントセンター)│アパレル通販3社の導入事例

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例

Google merchant center(マーチャントセンター)は導入することでユーザーと商品の接点を増やし、ユーザーの購入機会を増やすことができます。
実際ユーザーが商品をいつどのようなタイミングでどんな風に目にするのか。今回はGoogle merchant center(マーチャントセンター)を導入するメリットとあわせて、実際に活用している企業の導入事例を紹介していきます。

Google merchant center(マーチャントセンター)を活用しているアパレル通販の導入事例

ここでは実際にGoogle merchant center(マーチャントセンター)を活用している企業3社の導入事例を紹介します。
その前に、Google merchant center(マーチャントセンター)を導入することでどういったメリットがあるのかをGoogle merchant center(マーチャントセンター)の役割を基に解説していきます。

Google merchant center(マーチャントセンター)を導入するメリット

Google merchant center(マーチャントセンター)に登録することで、Googleショッピングにおけるショッピングタブが管理できるようになります。
商品情報の登録、審査、管理、送料などネットショップ・ECサイトにおける基本情報の登録や掲載結果を確認することができ、以下3つのメリットを得ることができます。

1―ショッピング広告への掲載
Google merchant center(マーチャントセンター)に登録するとスマホなどの端末からGoogleショッピング検索をおこなうと、結果で以下画像のように画面の上部の広告枠に商品が掲載されます。
通常での検索結果に表示される広告はテキストでの広告となりますが、商品画像が表示されるので、直感的にユーザーへ商品を認識させることができるといったメリットもあります。

2―動的リマーケティングに掲載
動的リマーケティングとはユーザーが過去に閲覧した商品と関連性が高い商品を広告として表示させることで、Google merchant center(マーチャントセンター)に登録することで動的リマーケティングも掲載されるようになります。
関連性の高い商品表示がされるので、高い確率で購入につなげることができるとされています。

3―無料リスティング掲載
無料リスティングはGoogleショッピングタブの最下部にショッピング広告と同様に掲載されるもので、Google merchant center(マーチャントセンター)に登録することでこの掲載が可能になります。

このようにGoogle merchant center(マーチャントセンター)は無料で利用できるツールでも商品の露出を高め、多くのユーザーとの接点を築いてくれることができるというメリットがあります。

また、画像での表示となるので瞬時にユーザーへどんな商品なのかを認識させることができ、購入に繋げる大きな役割を果たすメリットが生まれます。
それではこれより、実際にGoogle merchant center(マーチャントセンター)を活用している企業の導入事例を紹介していきます。

Google merchant center(マーチャントセンター)の導入事例アパレル通販3社

実際にGoogle merchant center(マーチャントセンター)を導入している企業のキャプチャーを交えて事例を紹介していきます。

ポール・スミスのGoogle merchant center(マーチャントセンター)の導入事例

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポールスミス

ポール・スミスはイギリスノッティンガム出身のデザイナー、ポール・スミによって1970年に設立されたファッションブランドです。

1984年に南青山の骨董通りに店舗を構え日本進出をはたしました。

フォーマルなメンズファッションを展開していましたが、現在ではメンズ、ウィメンズ、子供服など幅広いラインで頭のてっぺんから足元までのファッションアイテム、カバンや財布などもリリースしています。

・Googleショッピングでの検索結果

検索結果はPCとスマホで広告の有無が変わるので両方の検索結果をみていきます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポール・スミス・検索結果

PCの検索結果とスマホ検索結果

「ポール・スミス」で検索

ブランド名で検索すると上記のようにポール・スミスの商品が並んで表示されます。
左のPCの結果では広告枠がなく表示されませんが、右のスマホでの検索結果では広告枠があり、ポール・スミスの商品が表示されます。

また、よく見ると以下の画像の赤枠の部分に価格・公式オンラインショップへのリンク・送料が表示されています。
これはGoogle merchant center(マーチャントセンター)で設定した内容が反映されています。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポール・スミス・検索結果・詳細
商品の画像をクリックすると以下の画像に切り替わります。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポール・スミス・商品詳細
すると商品説明の一部とカラーバリエーション、が表示されます。
商品の詳細をクリックしてみます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポール・スミス・商品詳細2

更に商品説明が表示され、詳細をクリックすると全文が確認できるようになっています。
この内容もGoogle merchant center(マーチャントセンター)で商品フィードの作成をおこなった際に設定された文章がそのまま反映されます。
また、この商品のウェブでの平均的な価格のデータも表示されるので、ユーザーも適正価格であるかが判断できます。
ここまでがGoogle側で表示される商品情報です。
それでは【サイトに移動】をクリックしてみます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ポール・スミス・サイトへ移動

ポール・スミスの公式オンラインショップの商品ページに移動します。

購入する場合は「カラー/サイズを選択」をクリックしておこなうことができます。

アディダスのGoogle merchant center(マーチャントセンター)の導入事例

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス

アディダスはドイツのバイエルン州に本社を置くオールラウンドなスポーツ用品メーカーで、世界のあらゆるスポーツチームのユニフォームやスポーツウエア・アパレル・スニーカーをリリースしています。
日本では90年代初頭まで販売代理店として事業をおこなっていましたが、1998年にアディダスアドベンチャーというアウトドアラインが日本で登場し、日本法人も設立されています。

・Googleショッピングでの検索結果

「アディダス スニーカー」で検索

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス・検索結果

先の事例同様左がPC・右がスマホでの検索結果です。
広告枠も同様にスマホの方では表示され、検索ワード「アディダス スニーカー」に該当するアディダスのスニーカーが掲載されています。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス・商品詳細2

商品の価格、オンラインショップ名、送料は先ほどと同様ですが、今回は「ショップの価格を比較」という項目がでてきました。
クリックしてみます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス・価格比較
上記のように、価格の比較を一覧でみることができます。
また、内訳が記載されているのでこの場合送料の差とわかります。
次に戻って商品詳細をクリックします。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス・商品詳細3

商品詳細ではサイズを選択することができ、サイズを指定すると右側の平均的な価格のデータも各サイズごとに表示されます。
最後に【サイトに移動】をクリックします。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・アディダス ・サイトへ移動
こちらも先の事例同様ここから商品の購入ができるようになっています。

ベルメゾンネットのGoogle merchant center(マーチャントセンター)の導入事例

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ベルメゾンネット

1955年設立、大阪に本社を置く株式会社千趣会が運営するベルメゾンネットはファッション、インテリア・雑貨、ベビー・キッズ、美容、グルメ・ギフトなどを取り扱う通販カタログ「ベルメゾン」のオンラインショップです。

・Googleショッピングでの検索結果

今回はブランド名など指定せず「布団カバー」で検索

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ベルメゾンネット・検索結果

PCの検索結果ではベルメゾンの取り扱う商品が3点表示されました。
また、スマホ画面は検索結果からページ最下部の無料リスティングが反映されています。
商品詳細をクリックしてみます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ベルメゾンネット・商品詳細
上記画像のようにカラーバリエーションごとの画像が表示されています。
これはGoogle merchant center(マーチャントセンター)で商品フィードの追加の際、バリエーションとして画像を登録したものがそのまま反映されています。
更に商品を見てみます。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ベルメゾンネット・商品詳細2
こちらも先に紹介した他社同様に商品説明、バリエーション、ウェブでの一般的な価格が表示されています。
【サイトに移動】をクリックします。

Google merchant center(マーチャントセンター)導入事例・ベルメゾンネット・サイトへ移動
公式オンラインショップでの購入画面へ移動し、商品が購入できるようになっています。

Google merchant center(マーチャントセンター)の導入でユーザーが商品を目にする確率があがる

今回Google merchant center(マーチャントセンター)を導入するメリットと実際に導入している3社の導入事例を紹介しました。
Google merchant center(マーチャントセンター)を導入することで、Googleショップタブにてブランド名や商品名を入力すればもちろんですが、布団カバーのような曖昧な検索でもGoogle merchant center(マーチャントセンター)に登録されている商品が表示されるようになっています。

また、価格の比較や平均価格など適正な価格も表示され、Google merchant center(マーチャントセンター)で登録した商品情報がそのまま反映されます。
ただテキストで検索結果として表示されるよりも画像で表示されることでユーザーも商品を認識し、気になれば更に詳細や価格帯を確認できます。
商品の露出する機会が増え、ユーザーが目にする機会も増えることなど、Google merchant center(マーチャントセンター)は売り手・買い手の双方にとってメリットのあるツールです。

Google merchant center(マーチャントセンター)を導入したいけどどんなものなのかよくわからないといった方は是非これを機に導入されてはいかがでしょうか?
ECサイト制作ネットでは他にもGoogle merchant center(マーチャントセンター)に関する情報を発信してまいりますので、是非ご覧いただき参考にしていただけたら幸いでございます。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。