Shopify(ショッピファイ)の 無料テーマ ・デザインテンプレート13個を一挙紹介!!
ECプラットフォームShopify (ショッピファイ)の特徴の一つに豊富な 無料テーマ があげられます。
ストアのファーストビューやショップ全体のイメージ、見やすさをコントロールするテーマ・デザインテンプレートはネットショップ・ECサイトの運営で重要なポイントです。
Shopify (ショッピファイ)ではこのテーマ・デザインテンプレートが無料・有料と豊富に用意されており、Shopify (ショッピファイ)の公式だけで100種類以上、Shopify (ショッピファイ)以外で作成された非公式テーマでは1000種類近くもあります。
当然選択肢が多ければ選定に時間もかかってしまいます。
今回はshopify (ショッピファイ)のテーマを決める際に気をつけるポイントなどを解説した上で、利用できる 無料テーマ 13個を全てご紹介していきます。
Shopify (ショッピファイ)の 無料テーマ ・デザインテンプレート13個を一挙紹介
shopify (ショッピファイ)のテーマ・デザインテンプレートとは?
shopify (ショッピファイ)におけるテーマ・デザインテンプレートとは、外観や雰囲気などネットショップ・ECサイトのイメージのテンプレートです。
テーマによって雰囲気やレイアウトが違い、顧客に与える印象が変わります。
例えば、かわいいキャラクターのぬいぐるみを販売するショップであれば、やわらかい雰囲気でふわっとした印象を与えるテーマを。激辛スパイスを販売ショップであれば迫力のあるテーマを選択する事で商品のイメージを顧客に伝わりやすくすることができます。
Shopify (ショッピファイ)のテーマは変更してもアカウントの他の部分に影響はないので、バッチリハマるテーマが見つかるまで試してみましょう。
テーマ・デザインテンプレートを決めるポイント
Shopify (ショッピファイ)のテーマを決める際に気をつけなければならないポイントが4つあります。
・商品コンセプトと合っているか
・機能を詳細まで確認する
・トップページだけで決めない
・OS2.0対応の無料テーマが新たに追加
■商品コンセプトと合っているか
販売する商品のイメージと合わないテーマ・デザインテンプレートを選択すると顧客に伝えたい世界観が伝わらず印象に残りません。
また、商品のパターンや豊富さを売りにする場合と、目玉商品があった上で別の商品もアプローチしたいという場合ではトップ画面に求める要素も変わってきます。
商品のコンセプトをしっかりと固め、顧客目線になってサイトのイメージを商品と合わせるようにすることが大事です。
■機能を詳細まで確認する
Shopify (ショッピファイ)で利用できるテーマ・デザインテンプレートには Shopify (ショッピファイ)以外で作成された非公式テーマもあります。
もちろん裏技で利用できるようにするなどリスクのあるものでなく安全に利用できますが、非公式の場合はスマホの対応がされておらず画像選択機能がなかったり、思ったようなレイアウトにならないといったケースもあるようですので、事前に確認しましょう。
また、言語が日本語に対応していなかったり、多くのカスタマイズが必要なテーマ・デザインテンプレートもあります。
テーマ・デザインテンプレートの雰囲気にこだわることと平行して機能面や利便さも選定項目に入れておくことが大事です。
■トップページだけで決めない
Shopify (ショッピファイ)はトップページのファーストビューが特徴的なECプラットフォームではありますが、テーマ・デザインテンプレートを選定する際はトップページだけで決めないようにしなければなりません。
理由としてはトップページでは商品イメージにピッタリな雰囲気でも、商品詳細ページなど他のページがトップページとは違う雰囲気だったりするといったケースもあるからです。
顧客の立場になってみると、興味そそられるネットショップ・ECサイトだと思って詳細をみたら、他のページは味気なかったらどうでしょう?
ネットショッピングは顧客に購入してもらう事が目的ではありますが、その過程もワクワクしたり、心躍るような見せ方をする事が重要です。
このように、テーマ・デザインテンプレートを決めるにはパッとみた直感も大事ですが、他のページやどこまでカスタマイズできるのかをデモ画面で確認してから決定・変更することをお勧めします。
■OS2.0対応の無料テーマが新たに追加
これまで、OS2.0対応の無料テーマは「10.Dawn」だけでしたが、2022年1月28日よりOS2.0対応の無料テーマが3つ追加されました。
追加された3つのテーマは食料品向け、家庭用品装飾品向け、美容向けのテーマとなっています。
項番11以降で各テーマの解説をしますので、読んでいただき追加されたテーマをぜひ使ってみてください。
なお、OS2.0未対応テーマは同日にテーマストアから削除されており、新たに使用することはできなくなっています。
※現在、使用中のOS2.0未対応テーマは引き続きサポートされるとのことです。
Shopify (ショッピファイ) 無料テーマ ・デザインテンプレートを13個全て紹介
1・Boundless(バウンドレス)
boundlessは商品写真を中心・優先にしたテーマ・デザインテンプレートとなっています。
商品一覧でもテキストは少なく、カーソルを合わせると商品名と値段が出るようになっています。
また、モバイル・スマホファーストのデザインとなっており、中・大規模で在庫の多いショップに向いています。
2・Minimal(ミニマル)
Minimalはワイドレイアウトが特徴でどのデバイスからも見やすいテーマ・デザインテンプレートです。
柔軟性が高く、レイアウトオプション、商品ビュー、コレクションビュー、メニュースタイル、タイポグラフィなどカスタマイズの追加は選択肢を使用して簡単におこなえます。
3・Supply(サプライ)
Supplyは大規模な在庫、商品数の多いショップに向いたテーマ・デザインテンプレートです。
多くの商品を複数のわかりやすいカテゴリ作成で見やすく整理できるので、顧客が簡単に目的の商品までたどり着けます。
4・Debut(デビュー)
Debutは在庫数などに関係なく、全てのショップに適した柔軟性の高いテーマです。
テーマ・デザインテンプレートのカスタマイズをしない状態でも、そのままで十分に利用できるクオリティなのが特徴です。
5・Simple(シンプル)
Simpleは名前の通り、無駄のないクリーンな雰囲気で、モバイル・スマホファーストですが、レスポンシブウェブデザインでどのデバイスからも見やすくなっています。商品説明をしっかりおこないたい方に向いたテーマ・デザインテンプレートです。
主な機能はサイドバーメニュー、画像アニメーション、商品画像のズームなどです。
6・Venture(ベンチャー)
ventureは大きなスライド画面など大胆なデザインが特徴ですが、シンプルな仕様です。
大規模な在庫を持つ高容量なストア向けのテーマ・デザインテンプレートです。
特徴的な機能は複数列のドロップダウンメニュー、プロモーション用バーです。
7・Brooklyn(ブルックリン)
Brooklynは画面いっぱいに広がる全画面ホームスライドショーや、商品詳細でも大きな写真で確認できるのが特徴のテーマ・デザインテンプレートです。
近代的なアパレルなどに向いてるテーマ・デザインテンプレートと言われており、特徴的な機能として各サイズの公開状況を一目で確認できる商品ページの機能があります。
8・Narrative(ナラティブ)
Narrativeは名前の通り、視覚で物語を伝える(ビジュアルストーリーテリング)ために提案されたブティックテーマ・デザインテンプレートです。
写真や動画がページの多くを占めるのが特徴で、それらでブランドヒストリーや商品の説明をテキストなく伝えることができます。
9・Express(エクスプレス)
Expressはとにかく早くネットショップ・ECサイトでの販売を開始したい方に向けて設計されたテーマ・デザインテンプレートです。
中小規模の在庫を持つショップに向いており、主な機能として折りたたみ式のカートドロワー、商品モーダル、Responsiveデザインなどがあり、1ページで全商品を表示させたいショップには最適なテーマ・デザインテンプレートです。
カスタマイズでマルチカラム、カスタムLiquidなどが利用できます。
10・Dawn(ドーン)
Dawn(ドーン)はOnline Store 2.0対応のテーマで、2021年Unite以降に設定されている無料テーマです。
OS2.0対応となっており、他の無料テーマと比較すると自由度が高くなっています。
カテゴリ選択から簡単に商品が検索でき、シンプルでもスタイリッシュなデザインとなっており、「Default」「Craft」の2つのパターンが用意されています。
11・Sense(センス)
2022年1月28日に追加されたOS2.0対応のShopify健康・美容系商品向けテーマです。
「Sense」は元気の出るテーマを意識して、デザインされたとのことで、明るい色に対して柔らかいグラデーションを用いることによって出る、ショップの活気と優しい感じが印象的です。
コレクションページメニューが標準仕様で搭載されており、さらに商品の評価や成分表、使い方、返却ポリシーのセクション、ブロックも標準で使えるため、商品の良さを伝えやすくなっています。
12・Crave(クレイヴ)
2022年1月28日に追加されたOS2.0対応のShopify食品向けテーマである「Crave」は商品を目立たせるためにデザインされた、鮮やかで遊び心のあるテーマです。
トップビューはスライドショーの設定ができるようになっており、ショップに惹き込むための写真やイラストを多く使用できます。
また、標準仕様として、メガメニューを搭載しており、商品が多くてもお客様が目的の商品を見つけやすいレイアウトになるでしょう。
商品ページには、デフォルトで商品の説明、内容量が記載でき、さらにスクロールすると、レシピや関連商品をギャラリーとして、紹介できるようになっています。
ただ、1点残念なのは、ブログ機能が標準仕様として搭載されていないことです。
13・Craft(クラフト)
2022年1月28日に追加されたOS2.0対応のShopifyインテリア向けテーマであるCraftは、職人の技と品質の物語を届けることが目的としてデザインされたテーマです。
動画での紹介や、ブログ機能も標準仕様で搭載されています。
こちらについても、商品ページでは寸法や素材、お手入れ方法などのセクションやブロックが標準で使用できるようになっており、家庭用品やインテリア製品に最適なテーマと言えるでしょう。
選んだ商品を確認するカートページでは、オススメの商品ギャラリーも掲載できるため、訴求効果も高められるようになっています。
無料テーマ ・デザインテンプレートの特徴を理解して導入する
今回Shopify (ショッピファイ)で利用できる無料テーマ・デザインテンプレートを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ネットショップ・ECサイトにおいてトップページでのファーストビューはもちろん大事ですが、PCに特化したテーマ・デザインテンプレートや、モバイル・スマホに特化したテーマ・デザインテンプレート、在庫数・商品数の多い大規模向け、小規模向けのテーマなど特徴と利便性を理解して適切なテーマを利用することが重要です。
どんな商品をどうやって顧客に向けてアピールするのか、それがテキストなのか写真なのか動画なのか、一番最適な伝え方を顧客目線でも考えなければなりません。
もちろんショップを管理する側の利便性や、機能とカスタマイズの柔軟性も考慮してテーマ・デザインテンプレートを選定しましょう。
Shopify (ショッピファイ)のテーマ・デザインテンプレートは失敗したと思ってもアカウントの他の部分に影響はないので、変更が容易に出来ますが、なるべく利用するテーマ・デザインテンプレートの特徴やできる事できない事を理解しておくことが大事です。
また、今回紹介したテーマ・デザインテンプレートのテキストリンクからデモ版で実際のショップページを確認できるので、是非お試しください。