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Shopify ECサイト制作を外注する際に注意するべき4つのポイント

新たにネットショップ・ECサイトを制作する際、多くの場合は外注でネットショップ・ECサイトの制作会社へ依頼することになります。
弊社のおこなうShopify(ショッピファイ)の制作サービスもこれにあたります。
今回はShopify(ショッピファイ)のECサイト制作を外注する際に注意するべき4つのポイントを解説していきます。

Shopify(ショッピファイ)のネットショップ・ECサイト制作を外注する際に注意するべき4つのポイント

外注でおこなっておこなってくれる業務

ネットショップ・ECサイトの制作を外周で依頼する場合、原則として依頼主側でおこなうことは以下の①②⑤⑥となります。
したがって、③と④を外注でおこなうという点を押さえておきましょう。
※業者によっては全ておこなってくれる場合もあります

① 提案依頼書(RFP)の作成
② ネットショップ・ECサイトのプラットフォーム、制作会社の選定
③ サイトの設計・開発
④ デザイン・コーディング
⑤ 商品の登録
⑥ 制作したサイトの運用テスト

(1)提案依頼内容を明確に洗い出す

ネットショップ・ECサイト制作会社へ依頼をする前に、注意しなければいけないのは、いきなり制作会社へ見積を出さないということです。
まず、依頼の前に依頼主側でネットショップ・ECサイトをどのようにしたいかという概要、構成要件、予算、希望する納期などを明確にする必要があります。

この依頼内容を基に、制作会社から提案、見積を出してもらいます。
提案依頼内容を明確にしないことで、制作会社側との歯車が合わずに効率低下や納期の遅延となる事がよくあるようですので、注意しましょう。

(2)何に対して費用が発生するのか

ネットショップ・ECサイトを外注で依頼するにあたってまず何に費用が発生するかを押さえておく必要があります。
外注の際に発生する費用を大きく3つに分けると「制作費」「運用費」「利用料」になります。

それぞれの費用の相場と内容を解説していきます。

・制作費

ネットショップ・ECサイトのシステム構築にかかる費用です。
依頼主が提案依頼書(RFP)や要件定義を提出し、その内容に沿って、デザインや決済方法、言語や通貨などカート機能を設計する工数にかかります。

・運用費

ネットショップ・ECサイトをオープンしてから重要となるのがこの運用費です。
運用では、デザインの変更や集客、マーケティングなど、制作したネットショップ・ECサイトの収益増加のためにこれらをおこなってもらう費用です。

・利用料

利用料とは、維持費のようなもので、構築したネットショップ・ECサイトを利用する月額費用にあたります。

このようにネットショップ・ECサイト制作会社へ制作を外注で依頼する際、上記のような費用が発生する事を前もって理解しておきましょう。

(3)相場を把握しておく

Shopify(ショッピファイ)でECサイトを外注で依頼した場合の相場も把握しておかなければなりません。
予算と見積に大きな開きがあってはまた1から提案依頼を練り直す事になってしまいます。

Shopify(ショッピファイ)でネットショップ・ECサイトを制作する際、制作内容が大きく2つにわかれており、相場はそれぞれ以下のような幅で設定されていることが多いです。

1・ネットショップ・ECサイトを運用する基本機能で制作する場合

①アカウント所得
②基本設定(初期設定、ドメイン設定、無料SSL、メール設定等)
③shopifyの公式無料デザイン
④商品登録(10~20点)
⑤決済設定(銀行振込・クレジットカード)
⑥送料設定
⑦Shopifyストア公開までの導入支援

上記の内容に加えて
あくまで一般的ですが、これらの内容を制作会社に委託した場合、納期は1ヶ月程で50万円~100万円程が相場といわれています。

2・カスタマイズやマーケティングなども含めた場合

この場合、基本となる上記の1の機能に加えて、以下の内容が追加されます

①有料デザインでのカスタマイズ
②アプリ導入設定
③商品登録(35~50点)
④GoogleAnalystの配置
⑤実運用コンサル提案
⑥ショップ機能・運営方法

基本機能にはない、優れた分析によるマーケティングや集客などの提案などネットショップ・ECサイトの売上アップにつながる運用をおこなうことができます。
この場合の制作期間は2ヶ月程、費用相場は100~300万円程といわれています。

制作したい内容と費用対効果がマッチした制作会社へ外注するようにしましょう。

(4)メリットとデメリット

最後にShopify(ショッピファイ)でネットショップ・ECサイトを外注で制作する際に注意したいポイントとして、メリットとデメリットを紹介します。

■メリット(外注)

・人材採用・育成が不要
ネットショップ・ECサイトを自社で制作するには新規採用、在籍中の担当者に専門の知識・技術を習得させる時間や工数が必要となります。
外注で制作する場合は知識の豊富な専門の技術者やマーケターが対応してくれるので、これらの手間や工数を省く事ができます。

・業務に集中できる
外注でネットショップ・ECサイトで必要となる商品登録や受発注をおこなえば、通常業務からはみ出して対応に追われる事なく業務に取り組む事ができます。

・自社でおこないたい業務はできる
ネットショップ・ECサイトの運用が開始してから、CS対応・受発注・デザイン変更や在庫管理など多くの業務がありますが、「これは自社でおこないたい」という業務だけを選択して他を外注へ任せる事ができます。
自社の強みとしている部分は自社でおこない、弱点と思われる部分を外注に任せる事で総合的に集客・売上の向上につなぐことができます。

■メリット(Shopify)

Shopify(ショッピファイ)はD2C、つまり製造業者が直接消費者へ販売をおこなう販売形態を指しますが、Shopify(ショッピファイ)はこのD2Cの販売形態に特化したプラットフォームともいえます。
オムニチャネルに対応しており、SNSなどの販売チャンネルと連携して販売だけでなく、在庫管理もShopifyから管理ができます。

また、様々な通貨、言語に対応もしており、市場を国内だけでなく国外に容易に広げる事ができます。
その他Shopify(ショッピファイ)専用のアプリを別途購入(月額料金)する事で、請求書の発行、国外の通貨のレートの自動計算など規模に合った利便性を高める機能を追加することもできます。

■デメリット

・社内での情報共有

ネットショップ・ECサイトの運用における情報やデータなど専門的な内容の共有が外注先と相違なく共有、さらにその内容を自社内で共有することが難しいといわれています。
この場合、信頼の出来る制作業者と密な連携を取ることが重要となってきます。

またネットショップ・ECサイトの状況が安定してきた際、外注からじsy

信頼出来る制作業者を選定する

今回Shopifyでネットショップ・ECサイト制作を外注で依頼する場合に注意するポイントを紹介しました。
紹介したように制作したいサイト像をしっかりと明確にする事が必要です。

費用相場は内容にあった料金でおこなってくれる、制作したら投げっぱなしでフィードバックもないような業者を選定しないように注意しましょう。一言で制作といっても集客やマーケティングまでの対応から管理をしてくれるサービスもありますので、実績があり信頼できる業者と納得するまで商談する事が大事です。