ネットショップ の仕入れ方法と成功する5つのポイント
ネットショップ (ECサイト)は大きく分けると、自分で何か作って販売するケースと、仕入れて販売するの二通りに分かれます。
本記事では後者の仕入れて販売するケースについて解説します。
「みんなどうやって仕入れているんだろう?」
「商品はどうやって見つけるんだろう?」
「売れるために何を意識したら良いのだろう?」
こんな疑問に答えていきます!
もくじ
ネットショップ (ECサイト)の仕入れ方法とは?
ネットショップ (ECサイト)の仕入れ方法は主に下記の5つがあげられます。
①仕入れ専門サイトを利用する
②見本市や展示会などに参加する
③メーカーや作家と直接交渉する
④卸問屋・問屋街で仕入れる
⑤海外から仕入れる
ひとつずつ解説していきましょう!
①仕入れ専門サイトを利用する
仕入れ専門のサイトを活用して商品を仕入れる方法です。
つまり、ネットショッピングで仕入れて自分のネットショッピングで売ります。
有名なサイトを3つご紹介します。
NETSEA(ネッシー)
NETSEA(ネッシー)は「ネットで仕入れ」の略称で、サプライヤーとバイヤーを結びつける日本最大級の仕入れ・問屋・卸の専門サイトです。
スーパーデリバリー
https://www.superdelivery.com/
トレンドアイテムから定番商品まで、豊富なバリエーションの商品を1点から仕入れることができるスーパーデリバリー。
2020年12月よりBASEの拡張機能としてサービスが加わりました。
Alibaba.com
中国のアリババ株式会社が運営するAlibaba.comは、世界最大級のオンライン展示会と言われています。
日本にいながら、中国だけではなく、世界の業者から仕入れをすることができます。
しかし、全てのサプライヤーが信用できるかどうかわからないので、取引の際は慎重に行うことをおすすめします。
商品が送られてこないなどのトラブルも少なからずあるようです。
②見本市や展示会などに参加する
国内外でサプライヤー(商品の供給・納入する業者)は見本一や展示会に出展し取引の場として活用しています。それらに足を運んで商品を探す方法です。
例えば、「インターナショナル・ギフト・ショー」という、日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市があります。
東京ビッグサイトで行われ、国内外からあらゆるメーカーが集結し、一度にたくさんの仕入れ先と出会うことができます。
日程や事前登録は公式サイトからご確認ください。
③メーカー・作家と直接交渉する
例えば、instagramなどで興味を持ったハンドメイド作家のアイテムなどを仕入れてみたいと思ったら、DM等で取引できないか交渉する方法です。
その際に自分のネットショップ(ECサイト)を紹介し、どんな風に販売していきたいか、どれぐらいの取引を希望か、詳しく伝えられるようにしましょう。
メーカーや作家の雰囲気と、ネットショップの雰囲気が合うかどうか、双方で判断することが大切です。
④卸問屋・問屋街で仕入れる
仕入れといえば定番は昔ながらの卸問屋や問屋街からの方法ではないでしょうか。
お住まいの近くに問屋があれば、足を運んで見ると良いでしょう。
東京では以下が問屋街として有名です。
(1)馬喰町・横山町問屋街・・・衣料品・繊維品・服飾品全般 ドレス・衣装・制服など
(2)浅草・かっぱ橋道具街・・・テーブルウェア・カトラリー・調理用ぐ・食品サンプル
(3)日暮里・繊維街・・・布生地・テキスタイル・ハンドメイド素材
(4)蔵前・問屋街・・・おもちゃ、文房具
(5)浅草・花川戸の問屋街・・・シューズ・バッグ・革雑貨・服飾雑貨
(6)御徒町・問屋街・・・ジュエリー、アクセサリー
(7)日暮里・問屋街・・・駄菓子類
⑤海外から仕入れる
ネットショップ (ECサイト)では「なかなか手に入らないもの」が一番条件よく販売することができます。
もし海外旅行等で、見たことがないもの、そして売れそうだと思ったものがあったら、仕入れて販売するのも良いでしょう。
他店に売られていないものを扱っているだけで大きな差別化ができ、魅力があります。
しかしながら、海外の商品を取り寄せる際は輸入手続きが必要かどうか、また「関税」や「輸出入禁止商品」に気をつけてください。
ネットショップ 5つの成功ポイント
コンセプトを明確に持つ
どんな商品をどんな雰囲気で誰に提供するかお店自体のコンセプトをしっかり決めておくことで 、自然と売りたい商品・売るべき商品が見えてきます。
コンセプトに沿った仕入れを行いましょう。
自分が売りたい商品かどうか
一番 ネットショップ (ECサイト)運営で大事なことと言っても過言ではないのが「自分が売りたい商品かどうか」ということ。
自分が本心で売りたいと思っている商品であれば、自然と伝え方にこだわりや愛情が出てきます。
また、ユーザー側の気持ちも理解できるため、顧客との信頼関係作りにもつながります。
差別化ができる商品を仕入れる
ネットショップ (ECサイト)は基本、検索からの流入です。
ライバルが多いジャンルでは、いかに差別化を生み出して選んでいただくかがポイントです。
お店の差別化も意識が必要ですが、商品単体でも差別化を生み出せるものかどうか、仕入れの段階でしっかり確認しましょう。
例えば、機能面や価格、デザインなどを似た商品と比較し選ぶとよいでしょう。
商品の旬やトレンドを意識してラインナップする
わかりやすいのはシーズンです。
例えば、雨季のシーズンは雨具が売れたり、夏であればUVケアといったように、タイミングによって売り上げが変わるアイテムがあります。
仕入れる際に、その商品はいつ売るのか、いつ需要が高いのか、また一過性のトレンドか、それとも長期的に人気がある商品なのかを考えましょう。
それによって在庫の仕方も変わってくるでしょう。
在庫過多になっていないか
よくあるのが、一度に仕入れる量が多ければ多いほど、単価が安くなるため、ついつい多く購入してしまったというケースです。
特に ネットショップ (ECサイト)を始めた直後でまだ顧客もついていない状況では、正しい在庫の数を読むのは難しいといえます。
注文の数が安定するまでは大量購入は避けた方が無難でしょう。
売れているモノ、売れている ネットショップ を徹底調査しよう!
ECモールなどで、売れている商品を日頃からチェックするのも大事なポイントです。
なぜ売れているのか、また、ライバル店とどのような差別化がなされているか、書き出してみてください。
それから自分のネットショップで取り入れることができるものは実践してみましょう。
ネットショップ運営はトライアンドエラーが重要です。
成功するためには根気強く試しては改善を繰り返してください。
成功している ネットショップ (ECサイト)からヒントを得ながら売り上げを伸ばしましょう!