ECサイトの出荷自動化は絶対必要？オススメ自動化サービスを紹介

公開日：2021.07.05

ネットショップ・ECサイトにおいて、運用工数の削減は重要な意味を持ちます。
工数が少なければ少ないほど、ネットショップ・ECサイトとして手間がかからなくなるからです。
手間がかからなくなれば、それだけ経費が少なく利益が上がりやすい構造ができあがります。
その大きなポイントとして注目されているのが出荷自動化です。

出荷自動化とは、受注から出荷までの作業を自動化するシステムを指します。
ネットショップ・ECサイトで出荷を自動化することは、非常に大きなメリットがあります。
では具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか？

ネットショップ・ECサイトの出荷自動化がもたらすメリット

ネットショップ・ECサイトで出荷自動化が用いられるのは、非常に大きなメリットがあります。
業務効率の向上を細かく見ていくと、物流業務の負担の軽減が挙げられるでしょう。
ネットショップ・ECサイトを運営していく上では、物流業務は欠かせません。
そこに人員を割く必要も出てきますし、ミスの発生を防ぐシステム構築も大事なポイントです。

つまり、それだけ多くの費用負担が発生する業務になります。
物流業務の負担を軽減できることは、経費を削減させ利益に直結するのです。

出荷自動化のシステムのポイント

出荷自動化のシステムには、アウトソーシングの構築が欠かせません。
連動がしっかりとできていけば、自社は販売するだけで特別なことは何もせず商品が発送され届けられるのです。
小さな運営規模であっても対応できますし、運営規模が大きければ大きいほど業務効率の効果も大きなものが期待できます。

物流はクオリティの維持が欠かせない要件です。
必要な在庫を抱え、必要な商品を出荷しなければいけません。
このクオリティ維持に多くのマンパワーが必要なのは、ネットショップ・ECサイトの大きなリスクとなってきました。

出荷自動化ができると、データは自動的に物流へと回されます。
確実なデータの受け渡しがピッキングミスなどを減らせる方法であり、ネットショップ・ECサイトのクオリティ維持も役立つのです。

もちろん、これまでかかってきた大きなコストを削減できる代わりに、出荷自動化に費用投入が必要になります。
問題はこのバランスで、どちらが優れているかコストを比較し検討してみるといいでしょう。
工数を大幅に減らすことができた結果、大きなコストダウンを図れるからこそ多くのネットショップ・ECサイトが出荷自動化を導入してきたからです。

ネットショップ・ECサイトに生かすならコレ！自動化サービスを紹介

さまざまなサービスが展開されてきた中で、出荷自動化のサービスも差別化が図られるようになりました。
代表的な出荷自動化サービスを知ることで、自社の展開するネットショップ・ECサイトに役立てられるか判断できるようになります。

openlogi（オープンロジ）

特徴

日本最大級のユーザー数を獲得しており、ネットショップ・ECサイトと連携させた出荷自動化のサービスを展開しています。
海外発送にも対応しており、細かな発送ルールなどを知らなくても出荷できるのがメリットです。
大きなネットショップ・ECサイトだけではなく、個人レベルの展開でも対応してくれるサービスであり、規模に合わせて選択肢が用意されています。

コストも従量課金制であり、使ったぶんだけ支払うシステムなのは大きなメリットになるでしょう。
イニシャルコストも発生せず、売上に連動したランニングコストなので、出荷自動化のシステムで赤字になるリスクを減らせるのです。
経営として非常に大きな力も発揮してくれるサービスとなるため、多くのネットショップ・ECサイトが利用しています。

料金プラン

（画像出典：openlogi（オープンロジ）ウェブサイト）

 

mylogi（マイロジ）

特徴

運用代行を専門にしているアートトレーディングのサービスです。
EC物流システムであり、非常に高い品質を提供しながら月額8,800円から利用できる低コストが魅力となりました。
大手ECモールとの連携も可能で、リアルタイムで状況を確認ができるシステムは経営にとって強力な武器に変わります。
アートトレーディング自体が運用代行を専門としている企業であり、これまで多くの知識と経験を積んできました。
その能力を生かしたシステムであり、アドバイスも受けられることから、ネットショップ・ECサイトの運用としても大きな位置を占めているのです。

料金プラン

（画像出典：mylogi（マイロジ）ウェブサイト）

shippinno（シッピーノ）

特徴

物流の自動化を目指したシステムであり、多くのネットショップ・ECサイトが採用してきました。
ネットショップ・ECサイト対応しているだけではなく、CSVの出荷指示にもシステムが連動できます。
古くから利用してきた倉庫が、CSVファイルの場合でも使えるのは魅力でしょう。

注目すべきポイントは、出荷エラーの確率です。
これまでの統計上限りなくゼロに近い安定した運用実績を持っており、そのノウハウを活用できるシステムになります。
サポート体制もしっかり作り上げられているため、ネットショップ・ECサイトとして使い勝手の良い出荷自動化システムになるのです。

料金プラン

（画像出典：shippinno（シッピーノ）ウェブサイト）

LOGILESS（ロジレス）

特徴

情報の一元管理に優れた能力を発揮するサービスです。
受注情報や倉庫の管理を一元化し、情報の共有をスムーズにミスなく行えるようになっています。
遠隔地にいても、一元化したことで情報の差異がなくなるのが大きなメリットです。
特に複数の拠点を持っている時に出荷の体制がブレないシステム構築ができます。
コスト削減にも強力に力を発揮するのが特徴です。

大手ECモールはもちろんのこと、自作したネットショップ・ECサイトにも対応させられます。
出荷数が細かく多いネットショップ・ECサイトでも、自動化できる強みは大きな役割を果たしてくれるでしょう。

料金プラン

（画像出典：LOGILESS（ロジレス）ウェブサイト）

NEXT ENGINE（ネクストエンジン）

特徴

複数のネットショップを一元管理できるメリットが特徴のサービス。
Shopifyや楽天、Amazonなどの複数のショップを一つの画面で管理できます。
そのため、それぞれのショップにログインする必要がないため、ショップ運営の効率化を叶えてくれるサービスなのです。
システム導入では30日間の無料体験も設けられています。

料金プラン

（画像出典：NEXT ENGINE（ネクストエンジン）ウェブサイト）

ネットショップ・ECサイトの効率化に欠かせない出荷自動化のポイント

受注情報や倉庫の管理を一元化することで、経営を効率化することができます。
そんな今こそ、出荷自動化、在庫管理の自動化が必要となってきています。
在庫管理については、まずは失敗しないネットショップ・ECサイトの在庫管理方法を知ることが必要です。

ネットショップ・ECサイトにとって、効率化は利益の源泉につながります。
経費の削減を進めることが、ネットショップ・ECサイトの競争に欠かせないポイントだからです。
そのために出荷自動化は大きな役割を果たしてくれます。

交通や人員の削減も可能であり、コンパクトな形の経営にも自動化のシステムは必要です。
自社の形に合わせた出荷自動化のシステムが重要となるため、いろいろと比較した上で導入を検討していきましょう。