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ECサイト制作に補助金が使える!IT導入補助金を使う方法を解説

ECサイトを制作する際に、多くの事業者のネックになるのがサイトの制作費用ではないでしょうか。少しでも費用を抑えて制作したい、そんなときには補助金を活用しましょう。

ECサイト制作に利用できる補助金の中でも、必ず申請したいのが「IT導入補助金」です。IT導入補助金は、経済産業省が監督している中小企業や小規模事業者を対象にした補助金制度です。

この記事では、IT導入補助金を中心に、ECサイト制作時に補助金を利用する方法を紹介します。

IT導入補助金は登録業者でないと対応できない

補助金申請

IT導入補助金は補助率が高く、ECサイト制作時には必ず利用したい補助金です。ただし、ECサイト制作を依頼するWeb制作会社によっては、IT導入補助金が利用できない場合もあるので注意しましょう。

IT導入補助金は「IT導入支援事業者」に登録されたWeb制作会社でのみ、対応することが可能です。IT導入支援事業者は、事前に補助金事務局に申請し採択される必要があります。登録にはさまざまな要件があるので、すべてのWeb制作会社が登録されるわけではありません

IT導入支援事業者は、補助金事業の事務局に代わる役割として、申請事業者の疑問や問い合わせに答えるなど、補助金の申請が円滑に行われるようサポートします。また、ECサイトを作る事業者の生産性向上につながるように、ECサイトを含む最適なITツールの提案やアフターサポートなどを行います。

補助金の概要解説

補助金の概要

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者向けに、経済産業省が監督している公的な補助金制度です。ECサイト制作時の補助率は3分の2で、最大450万円もの補助を受けることができます。

ただし、誰でも簡単に補助金を受けることができるわけではありません。円滑に申請を行うためには、上記したようにIT導入支援事業者に認定されているWeb制作会社に依頼する必要があります。

IT導入補助金は、ITツールを導入することで業務効率化や売上向上を支援する目的で制定されました。また、コロナ禍に対応した接触感染のリスクを下げる、非対面化ビジネスモデルを推進する目的もあります。

補助金にはさまざまなITツールが対象となり、ECサイトは低感染リスク型ビジネスとして最大級の補助率が設定されています。公的な補助金制度であり補助率も大きいので、ECサイト制作時にはぜひ活用しましょう。

また、IT導入補助金以外にもECサイトの制作に利用できる以下のような補助金があります。

  • 事業再構築補助金
  • ものづくり補助金
  • 小規模事業者持続化補助金 など

自治体によっては、ECサイト制作やITツールの導入を対象にした補助金制度を独自に行なっている地域もあります。

補助金の有無や詳細については、事業所が拠点をおく自治体や商工会議所のホームページなどで確認してください。

ECサイト制作ネットは補助金適応企業

IT導入補助金 支援企業一覧

IT導入補助金を受けるためには、どのWeb制作会社に依頼するのかが重要になります。ECサイト制作をどこに依頼するか迷っている、ECサイトの制作費用で不安なことがある方は、ぜひ一度「ECサイト制作ネット」にご相談ください

ECサイト制作ネットは、2021年のIT導入支援事業者の採択を受けており、補助金給付の対象業者となっています。ECサイト制作ネットでIT導入補助金を利用すると、業界最安価格の目安となる13万円台から、ECサイトの制作が可能です。

また、ECサイト制作ネットには、コストが低いだけではなく、さまざまなメリットがあります。短納期での制作、楽天やamazonなどの大手ECモールとの連携など、お客様のご要望に合わせて対応しています。

メーカー、食品販売、アパレル販売、化粧品・コスメなどのBtoC向けのECサイトから、製造・卸問屋などのBtoB向けのサイトまで、さまざまなジャンルでのサイト制作実績も豊富です。

ECサイト構築・デザイン事例を多数掲載しているので、詳しくはこちらをご覧ください。

手順について

IT導入補助金 申請手順

ここからは、IT導入補助金の利用方法について解説します。IT導入補助金には大きくわけて「事前準備」と「交付申請」の2つの段階があります。

事前準備

補助金の申請にはいくつかの書類申請と登録用のアカウントが必要です。取得に時間がかかるものもあるので、ECサイトの制作予定に合わせて、余裕を持って用意しましょう。

事前準備①:公的書類の発行

以下の3つの書類を用意します。使用できる書類には期限が設定されているので注意してください。

履歴事項全部証明書(交付申請日から遡って3ヶ月以内に発行されたもの)
法人税の納税証明書(直近のものに限定)
印鑑証明書(発行日より3ヶ月以内の原本)

事前準備②:gBizIDの取得

gBizIDは、IT導入補助金の申請に必要なアカウントです。申請から登録まで、土日祝日をのぞいて約2週間ほどかかるので、早めに申請しましょう。

gBizIDの取得は公式サイトから行います。詳しい申請方法については「IT導入補助金│gBizID(ジービズアイディー)プライムアカウントの取得方法5ステップと使い方」でも解説しているので、ぜひご覧ください。

事前準備③:SECURITY ACTIONの申請

補助金の申請には、申請事業者が情報セキュリティ対策への取り組みを宣言する必要があります。SECURITY ACTIONの2段階の取り組み目標のうち、「一つ星」または「二つ星」の登録申請を行ってください。

SECURITY ACTIONの登録と申請は、こちらのサイトから行います。「IT導入補助金でECサイト制作│ セキュリティアクション の宣言方法」では、詳しい申請方法について解説しています。ぜひご覧ください。

交付申請

事前準備を済ませたあとは、補助金の交付申請を行います。交付申請は、IT導入支援事業者の指示にしたがって申請者基本情報の入力と書類添付を行い、Web上で申請してください。交付申請後、事務局の審査を経て交付決定となります。

交付決定の連絡を受け取る前にWeb制作会社に支払いを済ませた場合、補助金の交付を受けることができません。事前にWeb制作会社に、補助金の申請の流れと支払いのタイミングを確認しましょう。