Googleマイビジネス（GMB）の予約機能│使い方と注意点

公開日：2021.10.04

Googleマイビジネス（GMB）は予約機能が備わっており、Google予約でスマホやその他端末から簡単に商品やチケット、来店の予約をすることができます。
今回はGoogleマイビジネス（GMB）の予約機能について、そして使い方や注意点を解説していきます。
ユーザーにとってわかりやすい予約機能を使って集客や売上の増加が狙えるので、正しく使いこなしましょう。

Googleマイビジネス（GMB）│予約機能の使い方と注意点

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能でできること

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能を使うとユーザーがGoogleアシスタントを使ってGoogleマイビジネス（GMB）のページから簡単に商品・サービスの予約ができるようになります。
更に予約の獲得数の管理もできるので、どれくらいのユーザーがインターネット経由で予約に至ったかも確認することができます。

予約機能を使うメリット

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能を使うことによって以下メリットが得られます。

１－スムーズな予約が可能になる
Googleマイビジネス（GMB）の予約機能はユーザーが店舗・施設ごとのアカウントを取得する必要がなく、Googleアカウントがあればそのまま予約がおこなえるので、スムーズに予約ができるため、予約が完了する確率が上がります。

予約の度にアカウントを登録、ログインするとなると予約が面倒になったりと予約完了前に離脱してしまう可能性がありますが、Googleマイビジネス（GMB）の予約機能はシンプルで簡単です。

２―インターネット経由での顧客獲得率が上がる
Googleマイビジネス（GMB）はGoogle検索、Googleマップ検索で表示され、店舗・施設の基本情報、行き方もすぐにわかり、そのまま予約ボタンで予約できるので、インターネット経由での予約率が上がるというメリットがあります。
更に基本情報に加えてGoogleマイビジネス（GMB）で発信する特典やイベント、口コミによって新規顧客の獲得にも繋がります。

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能の使い方

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能を使った予約は予約リンクを使った方法と、プロバイダと連携してプロバイダ経由で予約する方法の2通りあります。

◆予約機能を予約リンクで使う

予約リンクを使った予約機能の使い方は簡単です。
Googleマイビジネス（GMB）の予約リンクに、自社サービスのウェブサイトの予約ができるページのURLを登録するだけです。

手順としては
①Googleマイビジネス（GMB）のトップページで左側のメニューから【情報】をクリックします。

②予約リンクの箇所に、コピーした自社ウェブサイトの予約ができるページのURLを貼り付ければ登録完了です。

◆プロバイダと連携して予約機能を使う

もう一つの予約機能の使い方は、プロバイダと契約・連携して予約をおこなう方法です。
ユーザーが予約する際に経由するプロバイダを選択し、契約する必要があります。
オンライン予約ができるプロバイダは「Googleで予約のパートナー」から確認できます。

Googleマイビジネス（GMB）でオンライン予約に対応している業種

現在Googleマイビジネス（GMB）でオンライン予約が可能な業種は以下の業種になります。

・飲食店
・美容室・エステ・ネイルサロンなど
・ジムなどのフィットネス
・レジャー・アクティビティ

以上の4種が現在オンライン予約が可能な業種となっています。
それでは、これらの予約機能を追加する方法を解説していきます。

①プロバイダと契約する
パートナーは業種ごとに多く表示されますが、参考に以下をご覧くださいませ。

飲食店対応のプロバイダ

ぐるなび
Retty(レッティ)
TableCheck(テーブルチェック)

美容室・エステ・ネイルサロンなど対応のプロバイダ

BeautyMerit(ビューティーメリット)
Reservia(リザービア)

ジム・フィットネスなどに対応のプロバイダ

STORES予約

レジャー・アクティビティなどに対応のプロバイダ

アソビュー

※STORES予約は現在180をで超える業種に対応しており、無料でお試しが可能となっています。

②Googleマイビジネス（GMB）にプロバイダを登録する

契約が終わったらGoogleマイビジネス（GMB）のトップページのメニューで【予約】をクリックし、登録したプロバイダが表示されるので選択し、登録します。(複数選択可)

予約投稿をおこなう際の注意点

※登録が完了してから予約ボタンが表示されるまで最長で1週間の期間を要します。
すぐに反映されないので、余裕をもった予約リンクの追加をおこないましょう。

※自社のウェブサイトで予約機能のページがある場合はそのままページのURLを予約リンクに登録するだけで無料ですが、プロバイダの契約をして予約機能を利用する場合は利用料金を支払う場合があります。
事前に各プロバイダに確認が必要です。

顧客と予約管理 

予約インサイトの表示
「Googleで予約」を経由した予約はトップページメニューのインサイトから確認ができますが、プロバイダ経由の場合は各プロバイダのウェブサイトでインサイトを確認します。
※飲食業のビジネスは予約のためのインサイトが表示できないので、注意が必要です。

サービス管理
グループでのレッスンなどの予約、複数のサービスの対応状況を一括管理する場合は、各スケジュール管理プロバイダを利用して確認します。
確認方法は契約しているプロバイダで確認が必要です。

Googleで直接予約を管理する

Googleマイビジネス（GMB）で直接予約を確認する場合

①Ｇoogleマイビジネス（GMB）にログインし、検索フォームに店舗・施設、サービス名などを正確に入力し検索します。
※「マイビジネス」と検索しても表示されます。

②【顧客】＞【予約】をクリックします

③【プロバイダ選択】をクリックします

④【予約】をクリックし【ビジネスプロフィールのパフォーマンス】＞【予約】をクリックすると予約の成果が表示されます。

Googleマイビジネス（GMB）の予約機能を最大限に活かす

今回Googleマイビジネス（GMB）の予約機能の概要やできること、予約機能の使い方について解説しました。
Googleマイビジネス(GMB)の予約機能はGoogleマイビジネス（GMB）の画面からそのまま簡単に予約ができ、面倒な動作がないので予約完了までの離脱率が少なく確実に予約を完了してもらえる可能性も高くなっています。

その他、インターネットでの新規顧客の獲得や予約状況の管理が簡単などメリットが多くありますが、プロバイダと契約して予約機能を連携する際は、プロバイダの利用料金の有無や利用料金を確認するようにしましょう。

また、予約機能だけでなく、投稿機能を活用して、Googleマイビジネス（GMB）を見るユーザーの目を引くようなコンテンツを発信することも大事です。
定期的に情報の更新や口コミが投稿されるようにGoogleマイビジネス（GMB）を利用することで、サービスへの信頼性もあがり予約に繋がります。

Googleマイビジネス（GMB）の投稿機能に関しては「Googleマイビジネス（GMB）│投稿機能の概要と使い方」で解説していますのでこちらも合わせてご覧くださいませ。
本記事を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。